NO. 7 6 鬼平犯科帳 終わるのか・・・・・・

（画像は ありません）

「 鬼平はんかち が 終わろうとしています。八代目 松本幸四郎の時から観ていたが、どっしりと構えた 「 幸四郎 鬼平 」も重みがあり　さすが、と　思わせるが、「 吉右衛門 鬼平 」は 江戸の「 粋 」を よく現しているように思えた。　私が一番注目したのは、 吉右衛門の着流しの「 裾さばき 」だ。これだけ 「 美しく 粋 」に着こなす人も 少ないだろう、そして 勧善懲悪だけの時代劇ではなく、善と悪の間を揺れ動く心を巧みに現す、池波正太郎の世界だ。

吉右衛門だけで ２８年、幸四郎を入れると 何年間 「 はんかち 」をみてきたのかなあ・・・。

残念至極。あと　誰かが 継いでも　多分　もう　観ることは無いでしょう。

吉右衛門さん　お疲れ様でした。　そして　ありがとう ございました。

なごりおしゅうございます。