NO. 1 0 8 7 / 2 4 芥川 龍之介 「 河童忌 」
- giyaman
- 2017年7月22日
- 読了時間: 2分
=== 龍之介が 北アルプス登山の後で書き上げた 小説「 河童 」(S. 2 1927 ) の 河童は、
# 灰色から緑色に 変色できる
# かっぱ語を話す
# 文字を持つ
# 家族を持つ
# 社会生活を営む
など、人間臭い 生き物で、感覚は シャープだ。
写真(4)の 上高地「 かっぱ橋 」の名の由来は、龍之介が北アルプスを登山した後に 「 河童 」を執筆したので、との説もあり、小説の主人公も登山をさしている。
=== 柳田 國男の「 遠野物語 」M.43 1910 のカッパは、ちょっと ま がヌけたようなところもあり、人間に 怒られて、「 もう一生 悪いことはしません 」と 詫び状を書いたりしている。
# きゅうりが好き
# 赤い顔をしている
# 人間の尻の穴から 魂を抜き取る
# 頭に皿があり 乾くと 弱る
# 背中に 甲羅がある
# かっぱが淵で きゅうりを餌に河童を釣る事が出来る
北海道から 沖縄まで、各地にかっぱは居て、それぞれ個性的で 怖いものから、愛らしいものまで、また、グッズも多方面にわたってモデルがあり、コレクターも数多い。
私が好きな河童は 小島 功 氏 が描いた 日本酒「 黄桜 」のお色気たっぷりの かっぱと( 写真 3 )、「 かっぱの箸置き 」( 写真 )だ。この子は 赤いブラジャーをしてるよ。
「 つちのこ 」と同じく、日本を代表する 「 未確認生物 」だよね。ほんで、「 男のロマン 」と言ったら、女性陣から、軽い「 嘲笑 」が聞こえてきそうな、「愛すべき、愛されるべき 」かっぱやね。
=== 写真 5枚===
1、「 遠野物語 」の「 かっぱが淵 」
2、「 河童 」小説 芥川 龍之介
3、「かっぱ黄桜 」日本酒 小島 功 氏





4、「かっぱ橋 」上高地
# かっぱの箸置き(おんなの子)( ぎやまん亭所有 )
る。
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