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NO. 1 0 8  7 / 2 4 芥川 龍之介 「 河童忌 」

=== 龍之介が 北アルプス登山の後で書き上げた 小説「 河童 」(S. 2 1927 ) の 河童は、

# 灰色から緑色に 変色できる

# かっぱ語を話す

# 文字を持つ

# 家族を持つ

# 社会生活を営む

など、人間臭い 生き物で、感覚は シャープだ。

写真(4)の 上高地「 かっぱ橋 」の名の由来は、龍之介が北アルプスを登山した後に 「 河童 」を執筆したので、との説もあり、小説の主人公も登山をさしている。

=== 柳田 國男の「 遠野物語 」M.43 1910 のカッパは、ちょっと ま がヌけたようなところもあり、人間に 怒られて、「 もう一生 悪いことはしません 」と 詫び状を書いたりしている。

# きゅうりが好き

# 赤い顔をしている

# 人間の尻の穴から 魂を抜き取る

# 頭に皿があり 乾くと 弱る

# 背中に 甲羅がある

# かっぱが淵で きゅうりを餌に河童を釣る事が出来る

北海道から 沖縄まで、各地にかっぱは居て、それぞれ個性的で 怖いものから、愛らしいものまで、また、グッズも多方面にわたってモデルがあり、コレクターも数多い。

私が好きな河童は 小島 功 氏 が描いた 日本酒「 黄桜 」のお色気たっぷりの かっぱと( 写真 3 )、「 かっぱの箸置き 」( 写真 )だ。この子は 赤いブラジャーをしてるよ。

「 つちのこ 」と同じく、日本を代表する 「 未確認生物 」だよね。ほんで、「 男のロマン 」と言ったら、女性陣から、軽い「 嘲笑 」が聞こえてきそうな、「愛すべき、愛されるべき 」かっぱやね。

=== 写真 5枚===

1、「 遠野物語 」の「 かっぱが淵 」

2、「 河童 」小説 芥川 龍之介

3、「かっぱ黄桜 」日本酒 小島 功 氏

4、「かっぱ橋 」上高地

# かっぱの箸置き(おんなの子)( ぎやまん亭所有 )

る。    


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